那須塩原環境ボランティアの会

私たちの活動を紹介します

私たちは、那須塩原市の豊かな自然を愛し、未来に繋いでいくため、自然環境の保全に向けたボランティア活動を通じて、一人でも多くの方の自然保護への理解が深まるよう次の活動をしています。

○観察会を開催し、動植物の生息状況を調べながら、見分け方などを学び、知識の研鑽に努め、他の団体が開催する観察会などに指導者を派遣しています。

○那珂川河畔公園や鳥野目河川公園に生える特定外来生物オオカワヂシャを抜き取り、在来の植物の保護に努めています。

○那須塩原市の豊かな自然が実感できるよう、板室自然遊学センター、那須塩原市図書館で「沼ッ原湿原」、「木の俣園地」の開花情報を発信、さらに板室自然遊学センターで、植物の情報に写真を添えたパネルを展示しています。

○初夏の「沼ッ原湿原」をオレンジ色に染めたニッコウキスゲの花はニホンジカに食べられ10株ほどに激減してしまいました。その復活に向けて様々な活動をしています。

市民の誇り、豊かな自然の象徴「沼ッ原湿原」

観察会の様子(沼ッ原湿原)

那須塩原市の多様な動植物を未来につなぐために!

自然環境と生物多様性の保全

SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」にもあるように、自然環境を保全し、絶滅の危機に瀕する野生動植物を保護することで、生物の多様性を保全する取り組みは、国際的に進められています。

那須塩原市は標高1,900メートルを超える山岳地帯から、人々の暮らしととけ合う里山まで様々な自然環境に恵まれ、多様な生物が生息しています。

しかし、「人による盗掘」、「野生のシカ・イノシシによる食害」、「外来生物の繁殖」、「平均気温の上昇」など、様々なことが野生動植物の生息を脅かしています。

那須塩原市の豊かな自然を象徴する「沼ッ原湿原」では、ニホンジカの食害により、ニッコウキスゲ、ノハナショウブ、サワギキョウ、エゾリンドウなどの花がほとんど見られなくなってしまいました。

また、オオカワヂシャ、オオキンケイギク、オオハンゴンソウなどの特定外来生物の繁殖が市内で確認され、駆除が必要になっています。

私たちは、現状を正しく理解し、出来ることから行動していく必要があります。

沼ッ原湿原の鹿の食害の調査をしています

那珂川河畔公園水生植物園でのオオカワヂシャの抜き取り作業

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